2014年04月03日

普段着としての着物のきかた

普段着としての着物のきかた


結婚式や成人式など、よっぽどのハレの日であれば、
カチコチの着付けで十分だと思います。


でも、

少しかしこまった食事ですとか、
演劇などを見に行くとか、
そういう時には、動きやすさって、大切ですよね。


さらに、普段に着物を着るなら、
家事などもできる、動きやすい着方が
とても重要となって来ると思います。


「動きやすく着物を着る」

実は、それほど難しいことではありません。


着物のkikata☆レッスンでは、
「着物ってこんなに楽に着れるんだー!!」という体験を、ちゃんとして頂けるように心がけています。

でも、そう感じていただける瞬間って、決まっていて、
その瞬間は、私にとっても、すごく楽しい瞬間です。


といっても、すべての人にレッスンを受けていただけるわけではないので、
普段にきものを着るときの楽な着方をまとめてみました。
ある程度着物を切れる方なら、参考にしていただけるかもしれません。



普段着としての楽~な着物のポイント

1)とっても滑りやすい仮紐を用意します。
 *仮紐で長襦袢や着物を着ていくのですが、
  その都度、仮紐をほどいていきますので、
  滑りやすくほどきやすい仮紐がいいのです。


2)肌着と補正をきちんとつけます
 *暑いので、ここをは省略したい気持ちはわかりますが、
  楽な着方をするなら、ココがとっても大事です。

 *また、暑い時期に心地よく過ごすためのコツも、
  肌着と補正にあります^^


3)長襦袢の胸紐には、仮紐を使い、左脇で簡単に解けるように結んでおきます。


4)腰紐は、息を吸ってしっかり締めてから、しっかりと結びます。
 *腰紐は着物を着る上での、もっとも重要な紐です!
 *滑りにくく、幅が広めのものを選ぶと、着物の着付けがぐっと楽になります。


5)着物のおはしょりや衿合わせを決めたら、長襦袢の仮紐を解いて
 着物の上から胸紐をかけます。
 *この紐も、後で解くので 簡単に解けるように結んでおきます。


6)好きな帯を結んだら、着物の胸紐としてかけた仮紐をときます。


仮紐を解くたびに、開放感を感じて楽しいと思います。
また、仮紐を解いても着崩れないのが不思議かもしれませんが、
着物って、腰紐と帯でちゃんと止まっていれば、
ちゃんと着れるんです。

よかったら、チャレンジしてみてください。













Posted by *たかはし* at 07:00 │その他